なるべく歯を削らない治療をミニマルインターベーション(=MI)といいます。当院では、大学病院で9 年間にわたり診療・教育に携わってきた経験を生かし、できる限り根拠(エビデンス)に基づいた歯科治療 を実践いたします。

日本大学歯学部において保存科(歯を残すことを専門とする診療科)に入局し、多くの症例に当たらせて 頂き、勉強を積んで参りました。これらの経験を生かし、できるだけ歯を削らずそして神経を取らないよう にして生まれ持った歯を残す、それによって歯の寿命を長くするといったMIのコンセプトを大事にしており ます。

詰め物や被せ物を作製(=補綴)する際には、常勤の歯科技工士が直接患者さまの口腔内を正確に確認させて いただき、審美的かつ精度の高い補綴物の作成・調整を致します。

歯科技工士が患者さまの歯の状況を把握した上で、データに基づき正確な詰め物や被せ物、義歯を作成します ので、患者さまにぴったりと合ったものを作ることができます。ぴったりと合った詰め物や被せ物は歯との 隙間に虫歯ができず、取れたりすることもありません。そのため詰め物や被せ物の治療した歯を長く使用することができま す。

歯周病や歯の破折などで奥歯を失ったまま放置してしまうと、奥歯で食物が噛みきれなくなって、やわら かいものばかり食べるようになり、口腔虚弱(オーラルフレイル)という状態を招いてしまいます。 この状態が続くと、たんぱく質やビタミンが不足し、全身の筋肉量が減ってしまいます。 また歯周病は糖尿病や低体重児出産、心臓疾患など、多くの全身疾患と関連していることがわかってきて います。お口の中の健康診断と定期検診をお勧めし、早期発見・早期治療や予防を行い、皆様の健康のお役 に立てればと考えております。
当院の衛生士は全員、国家資格を持ったプロフェッショナルです。

『虫歯治療が痛くない』『麻酔の注射が痛くない』『抜歯が痛くない』など、歯科治療で受ける治療が全 く痛みなく、快適であれば、歯科に対する不安や恐怖心は少なくなるでしょう。全く痛みを感じさせないこ と(完全無痛治療)は不可能ではありますが、無痛にできるだけ近づけるために表面麻酔を時間をしっかり とって行い、痛みの少ない注射針を使用しております。

また、初めて来院された患者さんにも継続して治療の患者さんにも、時間をしっかりととって、説明をわ かりやすく行います。そうすることで患者さんが安心して歯科治療が受けられると考えております。 これらはほんの一部です。「無痛治療」も「丁寧な説明」も思いやりです。 すべては『歯を長持ちさせる』を目指すために。

聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分の場所にある、「富澤歯科医院」院長 寺井 里沙(てらい りさ)です。
ここは私の尊敬する前院長 富澤 倫 先生が、『歯は一生使用するものであるが、自分自身では唯一修復でき ない大切な部位である。その大切な歯を健康な状態で維持し、またお口全体の調和を長期的に安定させた い』という想いで開業された歯科医院です。 私は富澤先生が急逝された令和3年1月までの10年間近く、同じ勉強会に所属し、多くのことを教えていた だいて今にあります。
当院では衛生士も含め全員がライセンスを持ち、プロフェッショナル集団として患者さまの治療をさせてい ただいております。歯周病に関してもお口の中のトリートメント以外のケアに関しても、専門的な知識を もったスタッフが対応致しますので、安心して治療を受けていただくことができます。
また高度な技術を持つ富澤先生と長年一緒に仕事をしてこられた専門の歯科技工士の技術により、「精密で」「長 期間安定して使用できる」治療を今後も継続して行なって参ります。
この「長期間安定して使用できる」歯で美味しく食事をしていただける、安心して受けていただける治療を 行う」という前院長の想い・技術を引き継ぎ、なおかつ自分自身の専門分野である『歯をできるだけ削らず に健康な歯質を残す保存治療』『マクロスコープ治療』を取り入れ、
今後も地域の皆さんが明るく笑顔で生活できるように、歯や口腔内の健康をサポートさせていただけるよう 取り組んで参ります。
お口のことで何か不安やお悩みが有る方は、是非お気軽にご相談下さい。