2026.01.19
保険適用のセラミック治療とは?種類と特徴を解説
白くて自然な見た目を目指すセラミック治療に興味はあるけれど、「保険は使えるの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。従来、セラミック治療は自由診療として扱われることが一般的でしたが、近年では一定の条件を満たす場合に限り、保険が適用されるケースもあります。今回は、保険適用のセラミック治療について、 多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くの歯医者・富澤歯科医院が解説します。大学病院で学生教育にも携わってきた寺井院長が、専門的な視点からわかりやすくご説明いたします。
1. 保険適用のセラミックの種類と特徴
保険で認められているセラミック素材にはいくつかの種類があり、それぞれに異なる特徴があります。ここでは代表的な2種類の特徴を整理してご紹介します。
<CAD/CAM冠>
①樹脂とセラミックを混ぜた素材
CAD/CAM冠は、ハイブリッドレジンと呼ばれる素材を用い、レジン(プラスチック)にセラミックを加えて耐久性や審美性を高めています。
②コンピューター制御で削り出すため、精度が高い
デジタル技術により、歯の形に合わせて自動で成形されるため、従来の方法に比べて工程がデジタル化されています。
③前から4〜5番目の歯が対象
基本的には前から数えて4番目、5番目の歯に適用されますが、噛み合わせや金属アレルギーの有無などにより、条件付きで奥歯に適用できることがあります。
<ハイブリッドレジン>
①見た目はある程度白く自然に近い
金属を使わないため、口を開けたときの見た目は自然で、金属アレルギーの心配もありません。
②時間とともに摩耗・変色しやすい
セラミック単体よりも柔らかいため、使用年数とともにすり減ったり、色がくすんでくることがあります。定期的なメンテナンスが必要になります。
ハイブリッドレジン冠やCAD/CAM冠は、自由診療で使用されるセラミックとは性質が異なりますが、保険の範囲内で白い素材を希望される場合の一つの選択肢となります。
2. 保険で受けられるセラミック治療の適用範囲
保険適用のセラミック治療には、使用できる素材や部位に明確な基準があります。治療を検討する際の前提条件として、まずは保険で対応できる範囲を把握しておきましょう。
①対象素材は限られている
保険で使えるのは「CAD/CAM冠」や「ハイブリッドレジン冠」です。これらはプラスチックにセラミックを加えた素材で、白い見た目を保ちながら保険診療の対象となります。
②対象となる歯の部位が決まっている
基本的には前から4番目・5番目の歯が保険適用の対象です。条件を満たせば、前歯や奥歯にも対応できることがあります。
③適用には条件を満たす必要がある
金属アレルギーの有無や、噛み合わせの安定性など、一定の条件を満たすことで、適用範囲が広がる場合もあります。
④審美目的だけでは保険適用外
保険が使えるのは、咬む・話すといった「機能回復」を目的とした治療に限られます。見た目を整えたいだけのケースでは対象になりません。
⑤保険診療には制度上の制限がある
治療の回数や再治療までの期間など、保険制度上のルールがあります。自由診療と比べて、治療の自由度が限られる点にも注意が必要です。
保険適用のセラミック治療は、費用を抑えつつ、白い見た目を希望される方にとって、保険診療の範囲内で検討されることのある選択肢の一つです。
3. 保険適用のセラミック治療を選ぶときの注意点
保険適用のセラミック治療には、知っておきたい注意点があります。仕上がりや耐久性には特徴があるため、治療前に理解しておくことが大切です。
①審美性の限界を理解すること
CAD/CAM冠やハイブリッドレジンは白く仕上がりますが、天然歯のような透明感や色の再現には限界があります。自然な見た目を希望する場合は、自由診療の素材が検討されることもあります。
➁奥歯では適用に制限がある
大臼歯では「金属アレルギーであること」などの条件があり、全員が対象ではありません。事前に歯科医師の診査が必要です。
➂素材の性質上、割れやすいことがある
ハイブリッド素材は衝撃に弱く、強い力が加わると破損する可能性があります。噛みしめや歯ぎしりのある方では素材選びに注意が必要です。
④長期的な耐久性に限界がある
保険適用の素材はすり減りや変色が起こりやすく、再治療が必要となる場合があります。長期使用を重視する場合は素材について相談するとよいでしょう。
⑤自由診療との違いを理解して選ぶことが大切
費用・見た目・耐久性のどこを重視するかを決め、歯科医師と相談しながら選択することが大切です。
治療後の満足度を高めるためにも、特徴を理解し、自分に合った方法を検討しましょう。
4. 多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くの歯医者 富澤歯科医院のセラミック治療について
多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くの歯医者 富澤歯科医院では、見た目と機能の両面を考慮したセラミック治療を行っています。セラミックは自然な白さと透明感があり、金属を使用しないため金属アレルギーの心配が少ないのが特徴です。保険適用外となる場合がありますが、見た目に配慮した治療を希望される方に選ばれています。
【多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くの歯医者 富澤歯科医院のセラミックの特徴】
当院のセラミック治療のポイント①自然な見た目
セラミックは天然歯に近い色合いを再現できるため、前歯など審美性を重視する部位に適しています。光の透過性も自然で、周囲の歯と調和しやすい素材です。
当院のセラミック治療のポイント②金属を使わない治療
金属を使用しないため、金属アレルギーのリスクが少なく、歯ぐきの変色も起こりにくいのが特徴です。体にやさしい素材を希望される方に適しています。
当院のセラミック治療のポイント③耐久性と清掃性
セラミックは硬くて耐久性があり、変色しにくい素材です。表面が滑らかなため、汚れが付きにくく、清掃性にも優れています。
当院のセラミック治療のポイント④幅広い適応
前歯の見た目改善だけでなく、奥歯のかぶせ物や詰め物にも使用できます。患者さまのご希望やお口の状態に合わせて提案します。
当院のセラミック治療のポイント⑤院内技工士による色チェック
セラミック治療は皆様が思うよりも、「色」がとても重要です。人工照明と自然光では見え方が違ったり、歯の根元と先では色合いを変える必要があったりと、自然に見せるためには様々な要素を考える必要があるのです。
通常の歯医者さんでも「シェードガイド」と呼ばれる色見本を使用し、合わせる作業をするのですが、富澤歯科医院ではそれに加えて院内常駐の技工士さんが「直接」お口を確認し、色合わせを実施するため、より自然な色で仕上げることが期待出来ます。
多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くで歯医者を探している方は、富澤歯科医院のセラミック治療についてご相談ください。見た目の美しさと機能性を両立させた治療法を一緒に考えていきます。
まとめ
保険適用のセラミック治療は、費用を抑えながらも見た目に配慮できる方法として選ばれていますが、その適用範囲や素材には制限があるためあらかじめ理解しておくことが大切です。特に、審美性や耐久性を重視する方にとっては自由診療との違いを理解したうえでの選択が重要になります。自分の希望や生活スタイルを踏まえて、歯科医師と十分に相談しながら治療法を決めることで、後悔のない治療につながるでしょう。
保険適用のセラミック治療についてお悩みの方は、多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くの歯医者 富澤歯科医院までお問い合わせください。
【監修】 富澤歯科医院医院長 寺井 里沙(てらい りさ)
【経歴】
1995年 東京都都立国立高等学校 卒業
1999年 玉川大学文学部教育学科 卒業
2012年 日本大学歯学部歯学科 卒業
2013年 日本大学歯学部付属歯科病院 臨床研修修了
日本大学歯学部保存学教室修復学講座に入局し 審美修復治療について学ぶ
埼玉県蕨市 浅賀歯科医院 にて予防歯科・マイクロスコープ治療・インプラント治療等を学ぶ
非常勤医(2020年度まで)
東京都新島村国民健康保険診療所 非常勤医(2016年度まで)
2016年 特定非営利活動法人 日本歯科保存学会 歯科保存治療認定医 取得(第214号)
2017年 日本大学歯学部付属歯科病院 専修医(保存修復科)
日本大学歯学部付属歯科病院 予防歯科 兼務
東京都新島村国民健康保険式根島診療所 非常勤医(2018年度まで)
2019年 東京都御蔵島村国民健康保険直営御蔵島診療所歯科 歯周病検診担当医
2020年 特定非営利活動法人 日本歯科保存学会 歯科保存治療専門医 取得(第1277号)
2021年 日本大学歯学部保存修復学講座 非常勤医
「富澤歯科医院」 院長
【所属学会】
特定非営利活動法人 日本歯科保存学会(認定医・専門医)
一般社団法人 日本接着歯学会
一般社団法人 審美学会
歯科臨床十人会
日本大学歯学部保存修復学講座 非常勤医
